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「やる気が出ない」「疲れが取れない」「充分に眠った気がしない」、こんな時は仕事や家事にも支障が出ますよね。

私も、体がダル重くて、やる気が湧き上がってこないことがあります。

そんな時は気持ちもウジウジとネガティブになって、うつっぽい。

この原因、「もしかしたら、副腎疲労かな」と最近感じています。

あなたの疲労感や不眠の症状も、もしかしたら副腎疲労から来ているのかもしれません。

そこで、今回は副腎疲労について調べたことを書いてみます。

副腎疲労とは

人はストレスを受けると、副腎から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。

コルチゾールの主な働きは、こんな感じ。

• タンパク質の代謝
• 血糖コントロール
• 免疫抑制
• 抗炎症

環境の変化やストレスに対応して、体を守るという大切な役割を果たしているんですね。

分泌量も1日の中で変化していて、朝が一番多く、夜はほとんど出ていません。

ところが、ストレスがずっとかかっていると、副腎は常にコルチゾールを出し続けなければならなくなります。

そうすると、副腎は徐々に疲労していき、コルチゾールを充分に分泌できなくなってきます。

その結果、体に様々な不調が生じてしまうのです。

このように、ストレスのかかり過ぎで副腎が疲労して、コルチゾールの分泌量が減ることを「副腎疲労」といいます。

副腎疲労になって、副腎の機能が低下していると、次のような症状がみられます。

あなたにも当てはまる項目がないか、チェックしてみましょう。

症状を見てみると、「気力がない・エネルギー不足」という印象を感じます。

調子が悪い時の私、ほとんど当てはまります。

元々が虚弱体質なので、このタチのせいで疲れやすいんだろうと思っていました。

でも、体質だけの問題ではなく、どうやら副腎が疲れているみたい。

そう思うのは、私にとって毎日のコーヒーが欠かせなかったからなんです。

飲まないと落ち着かないほどで、これは完全にカフェイン中毒。

次に、コーヒーに含まれるカフェインが副腎に与える影響について解説します。

副腎疲労とコーヒーの関係

慌ただしい朝、家事がひと段落したらコーヒーを飲む。

ホッと一息つく夕方にも、もう1〜2杯。

私の生活に欠かせないコーヒーでしたが、実はこの習慣が副腎疲労に関わっていたようなんです。

まず、コーヒーに含まれるカフェインは、副腎を刺激してコルチゾールの分泌を促進します。

そのおかげで、一時的にやる気は出ます。

でも、だからと言ってコーヒーを飲み過ぎると、副腎に負担がかかってコルチゾールの分泌が減ってしまいます。

そうすると、疲労感が増して、元気がなくなったり、やる気がなくなったりしていくのです。

そうとは知らず、「午後からも頑張るぞー!」とコーヒーをガブガブ飲んでいた私。

どうりで疲れが抜けきらなかったわけです。

「これではイカン」と思った私はコーヒー習慣を変えることにしました。

私がした副腎疲労へのセルフケア

疲れた副腎を癒すことで、このいつもまとわりつく疲労感も消えるかもしれない。

そこで、私はコーヒーを飲む回数を減らすことにしました。

とは言っても、いきなりやめるのはつらいですし、コーヒーを飲まずに仕事がはかどるのか心配も。

そこで、まずはカフェインレスコーヒーから始めました。

含まれるカフェインはとっても少ない量だけど、「コーヒーを飲んでいる」という行為でリフレッシュできるように感じたからです。

結果は問題なしでした。

仕事にも支障なく、「これなら、コーヒー自体をやめても大丈夫かも」と自信に。

そこで、ティータイムのドリンクを緑茶に変えてみました。

めんどくさがりな私が選んだのは、粉末緑茶。

有機栽培の茶葉から作られたものにこだわりました。

急須で丁寧に入れたお茶の方が格別においしいのはもちろん分かっていますが、私はこれで充分おいしい。

ちなみに、お茶屋育ちの夫はこの粉末緑茶を絶対飲みません。

茶葉で入れた緑茶を毎朝飲んでいます。

こんな感じで緑茶生活をスタートしていますが、コーヒーはほとんど飲まなくなりました。

緑茶を代わりに飲んでいるおかげか、全然苦痛はなく、「私、コーヒー飲まなくてもいけるんだ」と驚きです。

でも、たまにコーヒーの香りに癒されたい時もあるので、そういう時は自分を縛らずにコーヒーを飲んでいます。

週に1回ぐらいでしょうか。

毎日飲んでいた私ですが、意外と飲まずに生活できるようです。

疲労感の方はというと、確かにダル重かった体は以前より軽くなって、胃の重さも感じなくなりました。

以前は、午後からのコーヒーが「お腹パンパンでキツイな」と思いながら、無理に飲んでいることが実はあったんですよね。

この膨満感も解消して助かりました。

あなたがもし抜けきらない疲労感で悩んでいるなら、それは副腎疲労が原因かもしれません。

• ストレスの多い生活
• カフェインの摂り過ぎ
• 加工食品をよく食べる
• 睡眠不足気味

など、副腎疲労を引き起こす原因は様々あるので、あなたに当てはまらないかを一度チェックしてみてくださいね。